クレジットカードの情報がどのように保存されて利用されているのか。有効期限はなぜあるのか、買い物にとても便利なクレジットカード本来の役目を知ることによりセキュリティーの強化や不正防止に合わないためには、正しく知ることからです。
今年の2019年10月1日に消費税増税となり、8%から10%へ引き上げられます。そのため、国
は、消費が冷え込まないよういろいろと対策を打ち出し、ポイント還元制度を導入して、キャ
ッシュレスで決済した場合に、5%をポイントで還元をします。そこで、必要になるのがクレ
ジットカードです。このクレジットカードの情報を知ることにより、スムーズにキャッシュレ
ス決済の時期に対応しましょう。今後は、このキャッシュレス決済が主流となっていき、クレ
ジットカードの使用頻度は高まります。クレジットカードの有効期限はなぜあるのか、表面に
記載されている情報などを正確に知る、取扱いの注意点、セキュリティーなどについて、確認
をすることにより安心したお買い物ができることでしょう。
クレジットカードの有効期限とは
オンラインで、決済するとき、必ず入力しなければいけないのは、当然なのは、クレジッカー
ドナンバーですね。そして、クレジットカードの有効期限ですよね。
そのクレジットカードの有効期限の意味をこれから詳しく説明します。
クレジッカードには、有効期限があるということを、まず、認識してくださいね。
この有効期限を意識してください。
引き落とし用の口座にたくさんのお金が入っていたとしても、有効期限が切れていたら、決済
はNG!
クレジットカードの有効期限は、「名義人」「発行元」「カードの種別」によって違います。
この有効期限がきたら再度「審査」を受けて新しいカードを発行するかどうか判断されます。
では、クレジットカードの有効期限は、どのように確認するのか見ていきましょう。
クレジットカードの有効期限は、カード表面に「00/00」の4ケタで表示されています。
この記載方法は、国際規格なのですよ。
左側は「月」、右側が「年」となります。
日本人の感覚としては、「年月日」に慣れてしまっているので、ちょっと間違えやすいので注
意しましょう。そして、「年」は、西暦ですよ。
例)「10/23」⇒2023年10月まで有効の意味です。
次に、この「有効期限」は、なぜあるのかということですが、理由は3つあります。
①クレジットカード自体の老朽化を回避するためです。
クレジットカードの保管状況にも左右されますが、素材が硬素塩化ビニールで、長期間の利用により劣化します。そのため有効期限を定めICチップの破損や磁気不良などの決済時でのトラブルを防ぐ目的があります。
②不正利用防止のため
ネットでのお買い物の時、クレジットカード自体が無くても決済は出来てしまいます。とても便利な反面、セキュリティー面がとても不安と思っている方も多いのではないかと思います。しかし、「クレジットカード番号」と「有効期限」「セキュリティ番号」を入力することで、万が一、クレジットカード番号を盗まれてしまった場合の不正使用防止となります。ということで、この有効期限は、カードのセキュリティーを高める重要なものです。
③再審査のため
クレジットカードは、法に従って定期的な審査を行います。
クレジットカードの有効期限が間近に迫った場合
確認すべき内容は、更新方法には、2通りがあります。確認しましょう。
①更新手続き不要の自動更新
②更新手続き書面送付必要
殆どの場合、クレジットカードは、自動更新となっていますね。名義人が手続する必要はありません。
有効期限前に、新しいクレジットカードが郵送されてきますよね。
自動更新をしていない場合は、手続きの際、最新の情報を入力します。、年収・住宅ローンの
有無・借り入れ状況・預貯金状況などです。面倒ですね。
更新手続きし、新しいクレジットカードが届いたら、必ず、カード裏面の署名欄に「サイン」
をしましょう。サインの無いカードでは、決済は出来ません。
クレジットカードの新しいカードが届かないわけ
考えられる原因を挙げます。
・再審査に落ちた
「何度も支払いが遅れた」「他社カード会社からの借り入れ」など信用情報に問題が出た場合
など。
・引っ越し等で郵便物が届かなかった
クレジットカードの場合、「転送不要の簡易書留」で送られてくるので、カードの登録住所に
名義人が住んでいないと郵便物は、発行元へ返送されてしまいますので、転居の際は、住所変
更をの手続きをお忘れなく。
・クレジッカードの利用や決済がまったくない
クレジットカードの「年会費無料」の場合、利用履歴がまったくなす場合、更新されないケー
スがあります。
クレジットカードを良く知りましょう表面にある情報
クレジットカードをしみじみみつめたことがありますか?
クレジットカードの表面には、一般的に、意味不明な数字が記載されていますね。
その意味について説明していきます。
[クレジットカード表面]
・クレジットカード番号
・カード発行会社のロゴ・マーク
・有効期限(00/00)の4ケタの数字
・カード名義人の氏名
クレジットカードの裏面にある情報
[クレジットカード裏面]
・磁気ストライプ(黒帯)
この磁気ストライプ部分を専用の読み取り機でスライドさせてカード情報を読み取り決済しま
すが、最近では、カードを差し込みICチップを読み取って決済するのが主流となっています。
・セキュリティーコード
このコードは、クレジットカードがスキミング被害に合った場合、不正使用を防止するための
コードです。大切ですよ。
・ポイントカード・電子マネーやバーコード付きクレジットカード
カードの裏面にポイントカード番号やバーコードがありますよ。
クレジットカード番号の意味
クレジットカードに記載されている14~16ケタの番号の意味するもの
「1~6ケタ目」は、カードの種別で銀行識別番号または発行者識別番号といわれるものでカー
ド会社の発行元を確認できます。
例)クレジットカード番号1ケタ目が「3」JCB、「4」Visa、「5」MasterCardと決められています。
「7ケタ目以降」は、会員ごとの番号で、最後のケタは、番号の入力ミスや誤読を検出しま
す。これをチェックデジットと呼んでいます。
クレジットカードの不正使用防止
やはり、クレジットカードを利用するうえで最も心配することは、セキュリティーですね。
特に、ネットでのお買い物では、気になるところです。
ネットでのお買い物をすると、クレジットカード番号・名義人の氏名・有効期限・セキュリテ
ィーコードを入力します。この「セキュリティーコード」が不正使用の未然防止となる可能性
が高くなります。さらに、高めるには、サイト上でクレジットカード情報を保存している場合
は、ログイン時にパスワードを定期的に見直すことが大切です。
一般的なお店でお買い物の場合には、クレジットカード番号を第三者に見られないようにしま
しょう。
もしクレジットカードを紛失した場合は、カード会社にすぐ連絡し、カード利用の停止をしま
しょう。不正使用が認められた場合、保険によって使用された金額がカバーしてもらえます。
キャッシュレス決済に備えてクレジットカードの情報を知ろう!のまとめ
キャッシュレス化は、間違いなく自分の身近な問題として迫ってきます。
知らんふりをせずに、大切なクレジットカードの役割を知ることにより
不正使用などの危険にあう可能性を無くせます。
知ると、知らないでは、今後の人生においても、大きく違うでしょう。
大切な資産をちょっと知ることにより守ることが出来、安心した生活を過ごせます。
消費税増税までには、クレジットカードの見直しをしてみてくださいね。
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