ホワイト国を簡単にわかりやすく説明します!韓国を除外する理由とは?

2019年8月2日日本が韓国をホワイト国から除外すると閣議決定したという報道が流れ、28日施行の運びとなります。ホワイト国とは?簡単にわかりやすく説明します。韓国ホワイト国除外に韓国が怒り心頭だが日本は、無死。日韓は、さらなる関係悪化の方向に進んでいきます。

 

 

2019年8月2日、国が安全保障上の輸出管理で優遇処置を与える「ホワイト国」から韓国を除

外する政令改正を閣議決定したと報道されました。

 

今後、8月7日に公布し、28日に施行する流れとなり、

韓国に対しては、第一弾として「韓国への半導体材料の輸出管理を厳格化」。

 

今回は、第二弾目となる「ホワイト国から韓国除外」。

韓国からは、「やめて!」に対して、日本は、全く聞き耳持たず、

 

安全保障上の貿易管理に関する国内運用の見直しと言いづけていた。

これにより、日本は、ホワイト国の指定取り消しは、韓国が初めてということです。

 

韓国は、深い遺憾を表明。「不当処置に断固たる姿勢で対応していく」と述べたといいます。

怖いですね。

 

日韓関係は、こじれにこじれ、さらに悪化する方向に大きく傾くことになりました。

先々の事を考えると、今回の判断は、やばいですね・・・

 

日本はなぜここまで意固地にならなければいけないのか?

 

その前に

 

この「ホワイト国」という言葉が、馴染まない言葉で、どのような意味があるのか

また、除外された韓国はどのようなことになるのか、まずはこちらを先に調べてみました。

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ホワイト国とは?

とても簡単に言うと、日本が、適切な輸出管理制度をととのえていると認定をした国のことで、輸出時の手続きを簡素化する優遇処置で「信用できる国」ということですね。

韓国は、2004年にアジアで唯一指定された、安全保障国としての友好国への優遇処置として手

続きを免除されていた国なのです。

 

日本から海外へ物を輸出する場合、それが兵器などの製造やテロリスト等へ渡らないように

際的に管理していく枠組みで、輸出側でも多くの確認作業が必要となります。

 

日本では、「リスト規制」「キャッチオール規制」という2つの取り組みをして、輸出する物

や技術が輸出規制対象かを「リスト規制」でチェックを行い、

 

該当した場合、輸出許可の申請をし、該当しない場合は、その物が、前述のような用途で使わ

れないか、どのような需要家によって使われるのか確認するという手順になっていて、悪用さ

れないための処置なのです。

 

日本が「ホワイト国」と認定している国は、27か国ありましたが、

今回の発表で韓国が除外となりましたので、26か国となりました。

韓国がホワイト国から除外の理由と、規制の強化!

韓国に対しては、2004年にアジアで唯一指定された国で安全保障上の友好国と認めていたので

優遇処置として免除をしていました。が・・・

 

しかし、太平洋戦争中の「徴用工問題」で日韓関係がこじれ事態の進展が見通せない状況

なり事実上の「対向処置」に踏み切ったもの。

 

この件で、日本は、第三国を交えた仲裁委員会を開くよう勧告に求めました。

韓国は、応じず。

 

日本は、この対応について、「対向処置」ではない、としていて自由貿易に逆行するものでは

ないと主張しています。

 

韓国側は、この対応を「経済的な報復処置だ」と反発し、WTO(世界貿易機関)に提訴する考え

を表明しています。

 

日本側は、日韓の信頼関係が著しく損なわれた状況だといい、信頼関係のもと輸出管理に取り

組むことが困難になっているといいます。

 

さらに、韓国に関連する輸出管理をめぐり不適切な事案が発生したという。この「不適切な事案」を日本は公表しておらず、ここに「徴用問題」をはじめ、「慰安婦問題」「レーダー照射問題」と武器輸出国禁止国として定めている北朝鮮に日本が韓国に輸出した兵器利用もできる物品を横流ししたことが影響しているのではないかとみられています。

今後の韓国の影響は

韓国が、「ホワイト国」から除外されましたが、韓国側が日本から輸入が出来なくなるとい

う意味ではありません。

 

輸出入の際の手続きが簡素化の優遇処置が受けられなくなるだけなので

「正規の手続き」を取れば可能ということです。

 

あまり韓国が困らないのではと言う感じに受け止められてしまいそうですが、

それが大変な事態になってしまうんですね。

 

輸出ごとに日本の審査や許可が必要となると、その手続きには大変な時間がかかり、

さらに、手続きには90日にもかかるそうですよ。

 

そうなると、当然、韓国メーカーの生産などにも影響が及ぶことになりますね。

これだけではありません。

 

冒頭において、韓国に対して第一弾として「韓国への半導体材料の輸出管理を厳格化」を記述

しました。これが先月の7月の出来事です。

 

そりは、半導体や軍需物資の製造などに使用される3品目の原材料を輸出する際の規制が強化

されます。「フッ化水素」「フッ化ポリイミド」「レジスト」の3品目です。

 

この3品目について、日本は、今まで手続きを簡素化していました。この優遇処置を改め、7月

4日から輸出ごとに申請が必要となり、時間をかなり要すこととなります。3品目は、世界にお

いて日本企業のシェアが高く、90%を占めるものもあります。

ホワイト国を簡単にわかりやすく説明します!韓国を除外する理由とは?まとめ

2019年8月2日、日本が韓国を「ホワイト国」から除外することを閣議決定してしまった。

「ホワイト国」とは、適切な輸出管理制度をととのえていると認定した国で、輸出の際の手続

きを簡単にした優遇制度で、信用できる国だということ。

 

日本は、韓国に対して、「半導体材料の輸出管理の厳格化」と「ホワイト国の除外」を行い、

韓国との関係を悪化する方向へとかじを切りました。

 

トップ同士がなぜ直接会って、良い方向へと話し合いを拒んでいるのでしょう。日本は?

大変、大人げないことだと思います。

 

アメリカと北朝鮮でさえ、直接会って話し合いをしている時代なのに・・・

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