USB-CやType-Cと言った単語がネット上を賑わせています。調べていくと、昨日、アップル社のスマートフォンの新製品「iphone11」の発表があり、このiphone11シリーズに付属するUSBケーブルがUSB Type-Cということで、どうして?となってるようです。くわしく調べてみました。
2019年9月10日、アップル社からスマートフォンの新製品「iphone11」「iphpne11 Pro」
「iphone11 Pro Max」3機種が発表されました。
新機種、欲しいですよね。
USB-CとType-Cとは同じもの
でも、今回は、iphoneの新機種の紹介ではなく、みなさんが新機種の発表ををみて「どうし
て?」の疑問を持った「USB-C」「Type-C」「USB type-Cのメリット・デメリット」につい
て解説をしていきたいと思います。
その前に、人それぞれに呼び名がばらついているので、この解説では、呼び名(名称)を
統一しておきますね。間違いではないのですが、ややこしくなりますね。
USB-C、Type-Cと呼んでる方もいますが、間違いではなく「USB Type-C」と呼び名を統一
して解説していきます。
USB Type-CとはUSBの新規格!
「USB」といっても、長い歴史があるので、ひとことで説明するのがむずかしいです。
が、「USB Type-C」を一言で言うと、USB機器をつなぐ新規格の最新のケーブルです。
何が最新なのか?という次の疑問がわいてきます。
では、本格的に解説していきます。
「USB TYPE-C」は、新規格。USBの一番新しい規格ということ。
まず、コネクタ形状の外観を見ていきましょう。
USB Type-Cは最強?
【USB Type-C】
2015年に初登場。
★コネクタの差し込み口の形状が、上下左右対称なので
コネクタを差し込むときに、差し込み口の形状をいちいち確認して合わせる手間がいら
ない。
以前は、いちいち小さなコネクタの形状を、ケーブルの両端とも見比べてから接続でした。
時々、無理差して壊したことも。
★USBケーブルの両端が、同一形状のため、コネクタの差し込み口の形状を確認しなくても
よい。
以前は、ケーブルの両端のコネクタ形状が違っていたので、いちいち形状を確認してから接続をしましたね。
★1本のUSBケーブルだけで、要が足りる。接続する機器がUSB Type-Cであることが条件。
以前は、接続する機器に合わせた何本ものケーブルを必要としました。
ここからは、USB Type-Cの中身です。目に見えないところ。
★データの転送速度 (2種類)ものすごく速い!
・USB3.1 10Gbps (USB3.0の2倍)
・USB3.2 20Gbps (USB3.0の4倍)
USB××と、××の数字が、大きくなればなるほどデータの転送速度が速くなり、
最新の規格ということです。
注意しなければいけないのは、いくら転送速度が速い機器でも、規格に対応した
機器に接続しないと、転送速度は、古い規格の方の速度となってしまいます。
接続するそれぞれの機器の規格を確認し、規格を合わせたうえで接続しましょう。
★機能追加
オルタネードモード・・別規格の信号を流せるので、電源から映像出力までの
「HDMI」「DisplayPort」「Thunderbolt」の規格もUSB Type-Cで使用可能。
以上のメリットから、USB Type-Cは、最強と言われる由縁です。
でも、一つだけ説明されても、比べるものが無いと最強という意味が分かりませんね。
だいじょうぶ?
最強ですよ。
USB type-Cの唯一のデメリット
デメリットは、最新の規格のケーブルなので、コネクタ形状やケーブルの両端同一形状となっ
ているために、今現在、対応する機器がとても少ないことです。
このUSB Type-Cのケーブルで以前の機器に接続するには、「変換アダプター」が必要となり
ます。このたびの、iphone11シリーズ発表で注目を浴びてしまったのが、附属されるケーブ
ルがUSB Type-Cということだったというわけなのです。
★用途
MacBook Androidスマホ
難しい専門用語たくさん登場してきましたね。これでは、十分理解したよというまでには、ち
ょっと行きませんね。
でも、最低でもこのUCB Type-Cのコネクタ形状とケーブルの両端を理解していれば
日常、利用してて困るということは無いと思います。あと、変換アダブターが必要と言う事。
これで、とりあえず理解されたでしょうか?
これでUSB講座は、一旦終了させていただきます。
後で時間を設けて、USBの歴史、進化してきた過程を解説していきたいと思っています。
USB Type-Cが最強とは?誰にでもわかるUSB講座!のまとめ
アップル社の最新機種「iphone11シリーズ」の発表で、一躍注目をあびた「USB TYPE-C」
は、新規格のデーター転送がより速く、接続するときの手間がいらないなどのメリットも
多いケーブルなのですが、周りにある多くの機器は対応していねのが少ない状況なので、
「変換アダプタ」というものが必要となります。
これは、新製品が出るたびに起こる悲しい困ったチャンですね。
ということで、ご理解いただき、USB Type-Cの講座を終了させていただきます。
ありがとうございました。
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