2021年10月20日(水)から健康保険証がマイナンバーカードで利用できるということが、ニュースで報じられました。今まで何度か報じられていましたが、やっとという感じです。ところが、注意が必要です。健康保険証をマイナンバーカードで利用するには、事前準備など手続きがいるみたい。詳しく調べてみました。
健康保険証がマイナンバーカードで利用開始!いつから?
健康保険証が、マイナンバーカードで利用が開始されました。
開始日 2021年10月20日(水) ~
健康保険証がマイナンバーカードで利用開始!注意すること
健康保険証がマイナンバーカードで利用が開始されます。
と、ニュースなどで報道されていますが、注意が必要です。
こまかなところの報道がされていませんので、調べてみました。
2021年10月20日から利用開始なのですが、利用可能なのは、一部の医療機関だけなのです。
現在の時点においては、すべての医療機関でマイナンバーカードが健康保険証として
利用ができないのです。
現在、医療機関を利用されている方々は、やはり、マイナンバーカードと一緒に
「現在お持ちの健康保険証」も持参しましょう。
次に、利用可能な医療機関についてご紹介いたします。
健康保険証がマイナンバーカードで利用開始!利用可能な医療機関は?
マイナバーカードが健康保険証として利用できる医療機関は、
こちら ➡ 厚生労働省ホームページ
このマイナンバーカードが健康保険証として利用ができるとの報道を聞き、
「マイナンバーカード」について興味がわき、早速、私の独自調査を開始しました。
ニュースで報道された、2021年10月20日より、
マイナンバーカードが健康保険証として利用できるといわれていますが・・・。

ところで、マイナンバーカードは、
どのくらい普及しているんだ?
「マイナンバーカード交付状況」(日本全国)のデータは、
2021年10月1日時点の総務省からの発表です。
日本全体の交付率、38.4%
各都道府県の交付率は、こちらを参照してください。
余計なこととは思いつつ、次を見てください。
ちなみなんですが、「マイナンバーカード」の日本の「ベスト3」と「ワースト3」をご紹介します。
【ベスト3】 【ワースト3】
1.宮崎県 49.8% 新潟県 31.9%
2.兵庫県 43.4% 高知県 31.2%
3.奈良県 42.8% 沖縄県 30.3%
参考で、日本の首都、東京都は、41.7%で5番目、大阪府は、39.8%で8番目。
マイナンバーカードの復旧率がトップで、50%弱、一番少ないのが30%ちょっとの
今の日本の現状なのです。
皆さん、2020年5月の「特別定額給付金」を安倍首相が「国民一人、一律10万円配布」の件
覚えていますか?
あれから、およそ、1年半も経ちましたが、そう、誰もがいまだ覚えています。よね。
あのお役所のドタバタのシーンを。
あの時の給付金を配る方法として、一番早く、国民の手元に届く方法は、
マイナンバーカード利用することでした。
しかし、お役所は、天手古舞の大混乱でした。ネット申請より、郵便申請が早かったことを。
その時、わかったことは、日本の国民は、まだ、マイナンバーカーどを持っていなかったのです。
そう、デジタルではなかったということでした。
そして、ご存じでしたか?
その当時の、「マイナンバーカード復旧率」を
ここも総務省からのデータを引用します。
16.4%
でも、その時から比べると、
現在38.4%は、1年半前の16.4%のなんと倍以上に飛躍しているのです。
このデータ結果を、どのように受け感じ取るのは、個々の皆さんにお任せしたいと思います。
いま、言えることは、確実に、日本は、「デジタル化」に突き進んでいるということです。
デジタル化についていこうではありませんか。
健康保険証がマイナンバーカードで利用開始!その「手続き手順」
健康保険証をマイナンバーカードで利用する場合、一番最初に、
マイナポータルへの「登録手続き」をします。
(マイナポータルとは、政府が運営するオンラインサービスのことです。関連情報は、こちら)
登録手続き方法は、2通りあります。(スマホ or パソコン)
【 登録手続きの事前準備 】・・・用意するもの (4つ)
①「マイナポータルAP」アプリのインストール (スマホ / パソコン)
※スマートフォンは、マイナンバーカード読み取り対応機種であること。
※すでにインストールしている場合は、最新版にアップデートしてください。
②マイナンバーカード
③マイナンバーカードの「暗証番号」(数字4ケタ、利用者証明用電子証明書・パスワード)
(マイナンバーカードを作り、取りに行ったときに設定した数字4ケタ)
④マイナンバーカードを読み取る2つの方法 (スマホ or パソコン)
1.スマートフォン (マイナンバーカード読み取リ対応機種)
2.パソコン + ICカードリーダー(マイナンバーカードに対応したもの)
※スマートフォンやパソコンを持っていない、利用していない方
・お住いの各市町村で、マイナンバーカーどを健康保険証として利用するために
登録するための専用パソコンがありますのでご利用ください。
・また、セブン銀行のATMでも健康保険証の利用申し込みができます。
【手続き手順】パソコン
①「マイナポータル」を起動。
②健康保険証利用の「利用を申し込む」押下。
③ステップ1の「マイナポータルの利用者登録を行う」のチェックを確認し
マイナポータル利用規約を確認後「同意して進む」を押下。
④ステップ2 (ICカードリーダーをパソコンにセット)
マイナンバーカードをICカードリーダーにセットし「申し込む」を押下。
次に、「暗証番号」(数字4ケタ、利用者証明用電子証明書・パスワード)入力し
「OK」押下。➡ 「終了」押下。画面が閉じます。
【手続き手順】スマートフォン(android/iphone)
注意
①~⑤までは、android、iphoneとも共通です。
⑥マイナンバーカードを読み取る方法がandroidとiphoneでは、異なります。
①「マイナポータルAP」のアプリを開く。
②「健康保険証利用申し込み」押下。
③利用規約を確認後「同意して進む」押下。
④「申し込む」押下。
⑤「暗証番号」(数字4ケタ、利用者証明用電子証明書・パスワード)入力し「次へ」押下。
⑥マイナンバーカードをスマートフォンで読み取ります。
【androidの場合】
スマートフォンの裏側にある「モバイル非接触IC通信マーク」にマイナンバーカードの
中心を合わせて接触させ、動かさずに、しばらく待ってください。
その後、読み取りが認識できたら、自動で次の画面へと進みます。
「申し込み完了しました」画面表示で、「終了」押下で画面が閉じます。
【iphoneの場合】
「読み取り開始」押下。
iphoneの上部をマイナンバーカードの中央に合わせ接触させ、
そのまま動かさずに、しばらく待ってください。
「読み取りが完了しました」という画面表示がでたら終了です。
健康保険証がマイナンバーカードで利用開始!のまとめ
以上です。
まとめると
健康保険証がマイナンバーカードとして利用できるのは、
2021年10月20日(水)からですが、一部の医療機関でのみの利用となります。
健康保険証をマイナンバーカードで利用する場合は、
マイナポータルへの「登録が必要」です。
登録の仕方は、パソコン、スマートフォンの2通りがあります。
どちらも持っていない、利用していない方は、お住いのお役所の登録専用のパソコンを利用
するということ。
デジタル化で、私たちの暮らしが、一つでも、便利になるように期待したいですね。