最近、マイナポータルとは、という言葉が多く聞かれるように感じます。つい先日、健康保険証がマイナンバーカードで利用ができるとのニュースが流れました。マイナポータルとマイナンバーカードの関係などわかりやすく解説します。理解を深めていただいて、今後の生活に生かせるようにしましょう。
マイナポータルとは?わかりやすく解説「マイナポータル」とは?
「マイナポータル」とは?
一言で簡単に説明すると、「マイナポータル」とは、
日本政府が運営するオンラインサービスのサイトです。

ふーん。
政府のサイトなの?
なにするの?
ですから、「マイナポータル」を利用するには、パソコンかスマートフォン
が必要となります。

どっちも、ないし、
関係ないわね。
いやいや、そう投げやりにならないでください。
パソコンやスマートフォンがない方には、お役所まで、出向かなければならないのですが、
お役所内に「マイナポータル専用端末」が設置されておりますので、ご利用ください。
それでは、この「マイナポータル」は、何をするサイトなのか、
くわしく解説していきます。
マイナポータルとは?わかりやすく紹介
何ができるのか?
「サービス一覧のメニュー」が①~⑥まであります。
ログインが必要とするメニューがあるので、注意してください。
①手続きの検索や電子申請(ぴったりサービス) ログインが必要!
自宅で、自分がこれから必要とする手続きや申請ができます。➡オンラインということです。
たとえば、
・保育所の入所申請
・児童手当関係の手続き
・要介護、要支援の認定申請など・・・
※(市区町村によりサービスは異なります)
今までは、お役所まで行って、担当の方と対話しながら、用紙に記入し
書き終えたら、また、担当者に提出して、間違いがないかのチェックを
してもらいました。とても時間がかかりました。
②わたしの情報 ログインが必要!
下記項目の情報が確認ができます。
【世帯】
・世帯情報・・あなたの住民票記録情報(マイナンバーカードに記録していない続柄コードが確認できます)
【健康・医療】
・健康保険証情報・・保険者名、被保険者証(記号/番号/枝番号等)の健康保険証の情報
・予防接種・・自治体がが管理する予防接種についての実施についての情報(新型インフルエンザ/BCG/日本脳炎/四種混合等)
・特定健診情報・後期高齢者健診情報・・40歳以上の人を対象としたメタボリックシンドロームの健診結果の情報
・薬剤情報・・医療機関などで診察された方が、薬局などで受け取った薬の情報
・医療保険・・後期高齢者医療や健康保険等の医療保険の保険証の資格情報や出産し育児の一時金や高額療養費等の情報
・難病者支援・・難病者に特定医療費の支給を開始した年月日4、支給の終了した年月日の情報
・医療保険、その他・・医療保険の給付情報や制度間の支給調整に使用される情報
・保険証の被保険者番号等・・健康保険証の表面に記載されている被保険者番号等の情報
・学校保健・・感染症または学習に支障をきたすおそれがある疾病(学校病)治療で生活保護家庭向けに援助される医療費の情報
・医療保険情報の提供状況・・医療保険情報が提供した状況や履歴情報
【税・所得】
・税・所得・・あなた自身の所得や住民税に関係する情報(例年、7月頃までには更新します)
【年金関係】
・年金・・年金□記録情報や年金の支払額、振込予定日などの情報
・その他・・年金生活者支援金や公的年金の給付情報で制度間の支給調整の情報
【子供・子育て】
・一人親家庭・・一人親家庭向けの児童扶養手当や自立支援金等の情報
・児童手当て・・児童手当ての支払額や支給の年月日の情報
・教育/就学支援・・高校の就学支援金(高校無償化)の支援期間等情報や特別支援学校の就学奨励費情報
・障害児支援/小児慢性特定疾病医療・・障害児支援/小児慢性特定医療で給付や支援の情報
・母子保健・・妊産婦/妊娠届け/乳幼児の健康診断の情報や未熟児の養育医療費の情報
【福祉/介護】
・介護/高齢者福祉・・介護保険についての資格/給付情報(高額医療合算介護サービス費、受給者基本情報、自己負担額証明書情報など)
・障害保健福祉・・療養介護/自立支援や障害者手帳の情報
・生活保護・・生活保護の支給額や支給開始年月日、就労自立給付金/進学準備給付金の情報
・中国残留邦人等支援・・中国残留邦人などへの支援給付開始年月日や終了年月日の情報
【雇用保険/労災】
・雇用保険・・教育訓練給付金や雇用保険についての情報
・労災補償・・労働災害や地方公務員災害についての給付状況(年金との支給調整)
③お知らせ ログインが必要!
行政機関からのメッセージがあなた宛てにお知らせします。
④やりとの履歴 ログインが必要!
②の「わたしの情報」が行政機関の間でやりとりされた内容の履歴が見れます。
⑤もっとつながる ログインが必要!
外部のサイトのサービスと連携することにより、外部サイトへのログインが可能となり
この「マイナポータル」のサイトで効率にかつ便利に活用できます。
【外部サイト】
・e-Tax(国税電子申告・納税システム)
確定申告など国税の手続きが可能です。
・ねんきんネット(日本年金機構)
あなた自身の年金に関する情報が確認できます。
・総務省 電波利用 電子申請・届け出システムLite
アマチュア無線の電波利用についての申請や届け出をします。
・MyPost(日本郵便)
あなたが選択した自治体や企業から重要な書類を確実に受け取ります。
・e-私書箱(野村総合研究所)
公的機関や金融機関、勤務先からの交付書類を電子的に税務申告や契約等の手続きに活用でき
ます。
⑥代理人の登録や管理
登録済の代理人を一覧で確認できたり、新たに代理人を登録したりできます。
マイナポータルとは?わかりやすく解説、マイナポータルのログイン
事前準備(用意するもの)
パソコン、スマートフォン共に用意
・マイナポータルAPインストール
・パスワード数字4ケタ(利用者証明用電子証明書)
・マイナンバーカード
パソコン利用の場合
・ICカードリーダー(マイナンバーカード読み取り対応したのもの)
スマートフォン利用の場合
・スマートフォン(マイナンバーカード読み取り対応した機種)
次に、「マイナンバーカード」の読み取り方法です。
パソコンの場合(2通りあります)
・ICカードリーダーを使用する
・二次元バーコードを利用する
パソコンに表示されたQRコードをスマートフオンで読み取り
続いて、マイナンバーカードを読み取ります。
スマートフォンの場合
・スマートフォンのカメラ機能を利用して、マイナンバーカード
読み取ります。
最後に、パソコン、スマートフォン共に、パスワード(数字4ケタの利用者証明用電子証明書)
入力画面になるので、入力し、ログインします。
マイナポータルとは?わかりやすく解説、最新情報
2021年10月20日、マイナンバーカードが健康保険証として、一部の医療機関で
利用できるようになりまた。との報道がありました。
この情報に、なんでこのマイナポータルが関連しているの?
と思われる方も多いと思います。
実は、健康保険証をマイナンバーカードで利用するためには、
この「マイナポータル」のサイとを利用して、「マイナンバーカードの事前登録」
しなければ、利用ができないからです。
そのためにも、今後、利用したい人は、マイナポータるについて、
知識を高めていっては、いかがでしょうか。
マイナポータルとは?わかりやすく解説のまとめ
「マイナポータル」とは、日本政府が運営するサイトです。
いままでは、手続きや申請をする場合には、わざわざ、お役所まで出向くしかありませんでしたが
自宅にいながら、オンラインで、手続きや申請ができるというものです。
さらに、このマイナポータルのサイトと外部のサイトを「連携」することにより
確定申告(e-Taxのサイトと連携利用)などの外部サイトヘログインすることができ、
手続きのスピードアップも図れます。